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最後の親知らず(AI修正バージョン)

[2026.04.18]

歯科医師としてこれまでに数千本もの親知らずを抜歯してきましたが、今回は私自身の体験談をお話しします。歯科医院の公式ブログとして、院長が自ら体験した親知らず抜歯のリアルな感想をお届けすることは、患者さんの不安を解消するためにも非常に意義があると感じています。

今回のテーマは「自分自身の最後の親知らずを抜いた記録」です。歯科医師がどのような感覚で治療を受け、何を感じたのか、ぜひ参考にしてください。

歯科医師が自ら体験した親知らず抜歯の記録

私にはもともと4本の親知らずが生えていました。これまでの歯科医師人生の中で、それぞれの歯を異なるシチュエーションで抜歯してきましたが、ついに今回、左下の最後の1本を抜歯することになりました。

今回の抜歯は、麻酔から抜歯操作まで、すべて自分自身で行う「完全自力抜歯」に挑戦しました。自分自身が患者の立場になることで、普段の診療では気づけない細かな感覚を知る良い機会となりました。

私の親知らず4本の抜歯エピソード

これまでに抜歯した4本の親知らずには、それぞれ異なるエピソードがあります。私の歯科医師としての歩みと共にあった、抜歯の歴史をまとめました。

抜歯部位 抜歯の状況とエピソード
右下(水平埋伏) 大学病院時代に、後輩の歯科医師が練習として抜歯しました。
左上 勤務医時代の同僚が、歯の移植の練習を兼ねて抜歯しました。
右上 知り合いの開業医に麻酔だけを依頼し、自分自身でヘーベル(挺子)を使い抜歯しました。
左下(今回) 麻酔から抜歯までの全工程を、自分自身の手で行いました。

無麻酔での抜歯に挑戦した結果と痛みについて

最後の1本ということで、少し実験的な試みとして麻酔なしで抜歯鉗子を使って引っ張ってみました。しかし、結論から申し上げますと、あまりの痛さに断念しました。

我慢強い方だという自負はありましたが、親知らずが抜ける際のミシミシと神経が引きちぎられるような感覚は、到底耐えられるものではありませんでした。やはり、適切な処置には適切な麻酔が不可欠であることを身をもって再確認しました。すぐに、通常通りの局所麻酔を行うことに決めました。

  1. ステップ1:無麻酔での試行
    まずは麻酔なしで抜歯を試みましたが、神経に響く激痛のため断念しました。
  2. ステップ2:局所麻酔の実施
    電動麻酔器を使用し、自分自身で麻酔液を注入しました。
  3. ステップ3:抜歯完了
    麻酔が十分に効いたことを確認し、速やかに抜歯を完了させました。

なぜ最後の親知らずを抜く決断をしたのか

この左下の親知らずは、手前の第2大臼歯(7番)に少し接触するような形で生えていました。将来的に再生医療などで利用できる可能性があると考え、あえて抜かずに残していましたが、最近になって深刻な食片圧入に悩まされるようになりました。

食べ物が詰まりやすくなると、周囲の歯ぐきの炎症や、隣の健康な歯まで虫歯にするリスクが高まります。健康を守るための抜歯は、長期的な視点で見ると非常に重要な判断です。

患者さんの視点に立って気づいた改善点

今回、自分で麻酔を打ってみて気づいたことがあります。当院で使用している電動麻酔器と33Gという非常に細い針を使用しても、ハイスピードで薬液を注入すると痛みを感じるということです。

患者さんの立場に立つことで、治療中の微細な苦痛を改めて理解することができました。この経験を活かし、今後の診療ではより一層優しく丁寧な麻酔を心がけたいと思います。痛み止めを服用して帰路につきましたが、改めて歯科医師になって良かったと感じる、非常に有意義な一日となりました。

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